ログブック(海の底のイメージ)

ログブックは、ダイバーのダイバーの経歴書のようなもので活動記録を残しておくための日誌のようなものといえます。
ログブックが付けてあると、自分がどのようなダイビングをしてきたか、どのような経験やスキルがあるか自分のスキルを客観的に判断できます。
経験やスキルを証明するために記録しますので、ログブックを見てインストラクターの方なら、経験やスキルを判断してバディを分けたり、レベルに合わせた適切なダイビングポイントに連れて行ってくれたりします。
ログブックのメリットは、自分のダイビングスキルを向上させるためやダイビングを安全に楽しむためにつけておくと良いでしょう。


ログブックに記入する項目

ダイビングのログブックに記入する具体的な13項目

日付/時間
・場所(ダイビングスポット)
・天気
・温度(気温、水面、水底)
・風向き、波高、透視度
・ウエイト
・着用したスーツの種類
・タンクの残圧(潜水前、潜水後)
・水深(平均、最大)
・潜水開始と終了時刻
・潜水時間
・ダイビング中に見ることができた魚など
・インストラクターなど一緒に潜った他のダイバーの方にサインをしてもらう

以上がログブックに最低限記録しておくと良い項目です。
ログブックに正しい情報を記載するために、ダイブコンピュータというダイビングデータを自動記録してくれるものがあります。
ダイビングの必需品なので自分専用を1台持っておくことをおススメします。

ログブックの種類

ログブックには、オフィシャルログブック、ログブックをエクセルで自作する方、可愛いカバーが選べるリフィルタイプ、スマホアプリなどがあります。
ダイビング専用ではなくても大学ノートやメモ帳でも問題ありませんし、印刷して使える無料のログブックもありますので、わざわざ買う必要はありません。

ログブックアプリから手軽に作れる

スマホやタブレットで作るログブックは、ログブックを持っていく必要がないし、手軽に確認できるのでログブックアプリが人気です。
水中での活動や撮影した写真をアップできますし、無料版でも問題なく使用できるので便利です。

無料版ダイブログで記録できる12項目

・地域、ポイント
・地図
・潜水開始時刻、潜水終了時刻
・潜水時間
・開始残圧、終了残圧
・消費量
・水深(平均、最大)
・天候データ(気温、水温、波高など)
・装備データ(スーツ、タンク、ウェイトなど)
・バディデータ(リーダーなどの名前記入)
・インストラクターサイン
・手書きメモ

ログブックはいつ記録すればいいの?

ダイビングをした記憶が新しいその日のうちにログブックを記入することがベストです。
後回しにすると水中での活動や観察した水中生物の情報をまとめられなかったり、時系列に整理ができなくなったりしますので、早めにまとめるのがポイントになります。
ダイビング中に簡単なメモ書きをして後でログブックのスマホアプリで記録していきます。
ダイビングを終え後でも、詳細に記録できたり写真をアップできますので、便利です。

ログブックはダイビング経験やスキルを証明するもの

ログ付けをすることは、自身のダイビング履歴を証明する大切な記録になりますので、ダイビングライセンスを取得する時にも必要になります。
また、プロダイバーを目指す方は、必ずログブックを提出して確認するものですので、しっかり記録しましょう。



ログブックを記録するかどうかは個人の自由ですが、ダイビングを安全に楽しむためにもログブックをつけることは自身のスキルアップの向上にもなります。
水中写真を撮って記録したりすることで自分だけのログブックアルバムが作れたりするとダイビングがもっと楽しくなりますよ。

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